理事長のごあいさつ

僕も皆さんと同じように、歯の治療を受けるのは怖いです

イスが横になり、ライトを当てられると緊張で全身に力が入ります。麻酔が歯ぐきに刺さる感じ、歯を削る振動、どれも最悪です。

恥ずかしい話ですが、僕は子供の頃から虫歯が沢山ありました。自分の親が歯医者ではないので、歯磨きもメチャクチャで甘い物が大好きでした。

歯科大学に入学して正しい歯ブラシを学び、自分の口の中が診断できるようになりましたが、正直なところ「歯医者になっていなかったら絶対に総入れ歯になっていただろうな‥」と自分で思うほど、ひどい状態でした。

幾度となく治療を受け、とてもつらい日々でした。生まれながらに歯が1本生えてこなかったため、インプラント治療を受けた経験や、大学病院に入院して抜歯をしてもらった経験もあります。

この経験が財産になり、患者様の気持ちが痛いほどよくわかる歯医者になりました。

自分が患者になって色々な歯科医師に治療をしてもらうと、確かに「痛い治療」と「痛くない治療」があります。

自分が「痛い思い」を体験して初めて「患者様にこのような思いをさせてはいけない」と強く思いました。

大学病院で治療を受けた時に、ある先生に出会いました。

「君は歯科大生のくせに治療が怖いんか？大丈夫や、僕に任せとき。僕は麻酔のプロやねん。」

その先生は、いつも楽しい話で僕をリラックスさせてくれるとても優しい方です。

表面麻酔(麻酔のための麻酔)を十分に効かせ、本当に痛くない麻酔をしてくださいました。

僕は、あまりの痛みのなさに思わずニヤニヤしていましまい、歯ぐきに針が刺さったまま「絶対に、この先生のような歯医者になりたい」と強く思いました。

この出来事をきっかけに僕の歯科医師としての目標の1つに「無痛治療を極める」ことが追加されました。

今では部分麻酔をするときに「えっ！もう麻酔したの？全然分からなかった！」と患者様から言われることが喜びです。
歯の治療は痛いイメージがありますが、最近の歯科治療は麻酔の発達のおかげで意外と痛くないのです。

当院では「よく噛める」「痛みが少ない」は当たり前で、更に「見た目の美しさ」も重要と考えております。

1996年3月	松本歯科大学卒業
1996年4月	松田歯科医院勤務
2001年10月	橋本歯科医院開業
2010年4月	医療法人開成会忠岡分院開設
2010年10月	医療法人開成会花園分院開設
2011年1月	医療法人開成会橋本歯科医院法人化
2012年1月	医療法人開成会ハシモトデンタルオフィスに医院名変更